こんにちは、アルです。
「ポータブル電源、何を基準で選べばいいかわからない…」と悩んだことはありませんか?今回はポータブル電源のバリバリ活用中の私アルが、独断偏見満載でお届けいたします。
ポータブル電源の主な使用はこちらです
- 自然災害などの防災
- キャンプなどのアウトドア
- 車中泊
キャンプや車中泊で絶賛大活躍中のポータブル電源(ポータブル蓄電池とも呼ばれる)。最近では防災用品としても注目されています。今回はJVCポータブル電源を徹底レビューしたいと思います。
- キャンプで電化製品を使いたい!
- 車中泊で電気を使うとバッテリー上がりが気になってしまう
- 防災用に電気を使えるようにしておきたい
- 家電業界歴14年以上の現役家電業関係者
- 総合家電アドバイザー資格者
- 家電製品年間1億円以上の販売経験有
- 皆さんの家電選びをお手伝いをします
外出先で家電製品を使いたい!車の中で電気を使いたい!災害時の停電に備えたい!そんな時にはポータブル電源がおすすめです。本体に内蔵されている蓄電池に電気を蓄え、電気を使えるようにするものです。身近なバッテリーでは車のバッテリーや携帯電話の充電用モバイルバッテリーが知られています。
家庭用のコンセントが使えることから、私もキャンプ場で電気毛布を使って寒い冬の富士山の麓を快適に過ごしたことがあります。また電源が無い部屋(ウォークインクローゼットなど)に設置して使用していたりもします。非常に便利の一言に尽きます!
用途別 選び方 確認すべきポイントをチェック!
防災・キャンプ・アウトドア・車中泊など 目的に合わせた容量を選ぼう
ポータブル電源はバッテリーの容量を意味 Wh ワットアワー という単位が使われています。これは500Whの電源なら500W消費電力の電化製品を1時間使える計算になります。なるべく沢山の容量が欲しいところですが、容量が増えるほど本体が大きく、重くなるうえに価格も高価になっていきます。用途に合わせて最適な容量をチョイスしたいところです。
家庭用の補助電源目的なら300Whくらいを目安に
庭先でDIYをする目的や、扇風機を使う、小型機器の充電を目的とするならば十分な容量です。
ソロキャンにもちょうど良いサイズです。電気毛布1枚の弱〜中(20W)程度なら一晩快適に使えますよ。
アウトドア、車中泊で使用が中心なら600Whクラスが欲しい。
一泊二日くらいで電化製品を使うならある程度の容量が必要です。小型の冷温庫や、モニターなどの使用にも向いています。車中泊する場合にも扇風機を使いつつ、テレビを見る、といった使い方もできます。
容量も余裕があるので、頼れる一台です。キャンプでは夏の扇風機、冬の電気毛布2人分と年中大活躍です。
防災用品としてなら1000Wh以上を選びたい。
災害対策としては大容量なものがおすすめです。停電すると復旧までは内容と場所にもよりますが、数日停電が続きます。容量が多いと安心できるでしょう。
- 停電の復旧までは数日が必要となる。
- 2019年の台風19号では復旧まで4日半費やした
出典:経済産業省「台風15号・19号に伴う停電復旧プロセス 等に係る個別論点について」)
私も台風19号の際は2日半停電を余儀なくされました。微妙に暑さの残る時期で、明るさが欲しいのと、扇風機が動いてくれれば、と強く思いましたね。
使える家電製品に制限はある?
上記紹介した商品はヘルツ(電気の周波数)は問題なく使用できます。気を付けなければいけないのは、定格出力と瞬間最大出力です。家電製品にはそれぞれ消費電力が記載がありますが、瞬間最大にも気を留めねばなりません。
定格出力 = 安定して出力し続けることができる電力量
瞬間最大 = 瞬間最大出力(電源オンの際に瞬間的に出力が必要な機器に対応する)
大きな家電製品や大型テレビ、電子レンジ、暖房器具などの使用は注意が必要です。停電して困る大型冷蔵庫は瞬間電力が大きいため、BN-RB10-C以外では使用は難しいでしょう。
ソーラー充電も可能
JVCのポータブル電源には別売りのソーラーパネルを用いて充電することができます。アウトドアやキャンプ等では使いながら充電することができるようになります。災害時などの停電時でも充電することができるのは非常に便利です。
ただし、ソーラー充電はコンセントからの充電に比べて充電時間が長くなります。
普段使いでもソーラー充電を行えば発電した分、電気代が浮きます!BN-RB10-Cを満充電すると約27円相当エコになります。
ハンドルが付いてて持ち運びに便利
本体上部のハンドルを持ち上げると携行しやすくなります。ハンドルの持ち手にもグリップがついており重さを感じにくく、しっかりと手に収まります。
ちなみにハンドルを畳んだ状態で同じ本体を重ねて収納できます。複数台所有もおすすめ。
JVCポータブル電源主な仕様比較
型名 | BN-RB10-C | BN-RB62-C | BN-RB37-C |
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外観 | 製品ページはこちら 購入する | 製品ページはこちら 購入する | 製品ページはこちら 購入する |
充電池タイプ | リチウムイオン充電池 | リチウムイオン充電池 | リチウムイオン充電池 |
充電池容量 | 278,400mAh/1,002Wh | 174,000mAh/626Wh | 104,400mAh/375Wh |
最大外形寸法 (W×H×D) | 333mm×244mm×234mm | 300mm×192mm×193mm | 231mm×168mm×134mm |
質量 | 10.9kg | 6.5kg | 3.6kg |
ハンドル | 折りたたみ | 折りたたみ | 折りたたみ |
残量表示/入出力W | 5段階/数値表示 | 5段階/数値表示 | 5段階/数値表示 |
動作温度 | ー10℃~40℃ | ー10℃~40℃ | ー10℃~40℃ |
AC出力 | 3口 100V/10A・ 60Hz 1,000W (瞬間最大2,000W) | 2口 100V/5A・ 60Hz 500W (瞬間最大1,000W) | 1口 100V/2A・ 60Hz 200W (瞬間最大400W) |
USB出力 | 最大66W [USBタイプC×2]5V DC/3A 9V DC/2A 12V DC/1.5A [USBタイプA]5V DC/2.4A [USBタイプA (Quick Charge 3.0) 5V-6.5V DC/3A 6.5V-9V DC/2A 9V-12V DC/1.5A | 最大36W DC5V/2.4A USB タイプA×3 | 最大24W DC5V/2.4A USB タイプA×2 |
DC出力 | 最大120WDC12V/10A シガーソケット×1 | 最大120W DC12V/10A シガーソケット×1 DC12V/7A φ6.5mm DC端子×2 | 最大120W DC12V/10A シガーソケット×1 |
BMS管理項目 | 過電流、過電圧、 温度、短絡保護 | 過電流、過電圧、 温度、短絡保護 | 過電流、過電圧、 温度、短絡保護 |
充電時間 (ACアダプター使用時) | 約7.5時間 | 約8.5時間 | 約12.5時間 |
充電時間 (シガーアダプター使用時) | 約14.5時間 | 約11時間 | 約12.5時間 |
充電時間 (ソーラーパネル・ BH-SP100-C使用時) | 約17時間 | 約13時間 | 約6時間 |
充電時間 (ソーラーパネル・ BH-SP68-C使用時) | 約23時間 | 約14.5時間 | 約7時間 |
その他同梱品 | ACアダプター、 電源コード、 車載用シガーアダプター、 ポーチ | ACアダプター、 電源コード、 車載用シガーアダプター、 ポーチ | ACアダプター、 電源コード、 車載用シガーアダプター、 ポーチ |
コンセントの数、USBの数なども要チェックです。使用目的に併せて選ぶことが重要です。
給電回数 使用時間の目安
ポータブル電源のおおよその使用時間の目安です。
総評
最後に私はポータブル電源を購入してから大活躍しています。キャンプ好きだったと言うのもあり、持ち運んで使い重宝していますし、自宅でも電源コンセントのない場所で家電製品が使えるようになるのは非常に便利です。あとは災害対策も兼ねているのは安心できます。記事執筆時は地震が各地で続き、防災意識が自然と高まっていく中、ポータブル電源の保有は大きな安心感につながります。
またJVCというメーカーの安心感、これが一番大きいです。世間には様々なメーカーの商品がありますが、JVCブランドの安心感を私は選びました。
以前私が購入した際には最大容量が626Whでしたが今は1,002Whが登場したので、現状はBN-RB10-Cがおすすめです。値段は高くなりますが、大容量の安心感はそれ以上の価値があります。
ポータブル電源の売れ筋ランキングも併せてチェック!
参考までにポータブル電源の売れ筋ランキングは以下のリンクから確認ください。
ポータブル電源はお店に在庫を置いていないお店が多いので、ネット購入がオススメです。