どうも、アルです!(@AL_GTJ)
私アルはガジェット大好きですが、ゲームも大好きです。PS5やニンテンドースイッチ等でよく遊んでいます。
最近では動画配信等も考えていたりで動画を撮影するためのキャプチャーボードを探していました。
様々な機種がある中、Elgatoの「4K X」には「4K144hz録画対応」「パススルー出力可能」「HDMI2.1対応」といったキャプチャーボードでは最上級クラスの内容に惹かれ購入しました。

どうせ録画するなら高画質で録画がしたかったんです!
購入してから約1年、Elgato「4K X」を使った感想を紹介します。
- ゲームのプレイ映像を録画したい方
- PS5を最高画質で録画をしたい方
- 難しい設定をせずに録画をしたい方


- 家電業界歴15年以上の現役家電業関係者
- 総合家電アドバイザー資格者
- 家電製品年間1億円以上の販売経験有
- 皆さんの家電選びをお手伝いをします
Elgato「4K X」の特徴


キャプチャーボードや、ストリーマー(動画配信者)向け製品を多く出しているElgatoより発売したキャプチャーボードが「4K X」です。
Elgatoから発売しているキャプチャーボードは他にも定番の「HD60」等も人気モデルです。
「4K X」は簡単に高画質に録画が出来る優れた特徴を持っています。
カンタンに、高画質にしたい録画したい!という方にオススメできる優れた製品です。
- 4K 144hzの画面録画が可能
- パススルー出力で遅延無くプレイ可能
- 外付けモデルで、様々なパソコンに対応


仕様
まずは、Elgato 4K Xの仕様を見ていきます。


入力 | HDMI (非暗号化) |
---|---|
出力 | HDMI (ラグのないパススルー) |
キャプチャ | 1080p30、1080p60、1080p120、1080p144、1080p240、1440p30、1440p60、1440p120、1440p144、4K30、4K60、4K120、4K144 |
パススルー | 1080p60、1080p120、1080p144、1080p240、1440p60、1440p120、1440p144、1440p240、4K60、4K120、4K144 |
HDR 10 サポート | あり |
サイズ | 112 x 72 x 18 mm |
重量 | 91 g |
システム要件 | Windows Mac iPadOS USB 3.2 Gen 2 ポート |
同梱物 | Game Capture 4K X / USB 3.2 C-to-C ケーブル (150 cm) / 8K HDMI ケーブル (200 cm) |
外観




Elgato製品は青いパッケージの製品が多く、4K Xも青いパッケージとなっております。


この手の製品では珍しい箱を破って開けるタイプの箱になっています。


外箱を空けると内箱が出てきます。これも青いパッケージです。


内箱は英文での簡易マニュアルにもなっています。


本体は外箱に比べてかなりコンパクトな本体です。この本体で4K録画出来るのは凄い!


本体背面は製造番号。各種製品マークの記載があります。台湾製のようです。


本体の全面はシンプルです。電源インジケーターとアナログオーディオ入力もあります。ボイスチャットの音声を含める場合等にこちらを使用します。
PS4やPS5ではコントローラーにヘッドセットを接続するとボイスチャットの音声がHDMI側から出力がされなくなります。ヘッドセット側から分配して入力することで映像のボイスチャットの音声を含めることが出来ます。



PS4やPS5ではボイスチャットも含めて録画したい場合に使います。


本体の背面側の端子です。HDMIの入力、PCと接続するUSB-C端子、HDMI出力(パススルー)となります。これらは個別に後述します。



パソコンとの接続はUSBケーブル1本なので簡単!
シンプルな配線で利用できる


配線等はわかりやすく簡単で説明書を見なくてもわかるほどシンプルになっています。
どちらもUSB-Cとなるので、パソコン側にも端子が必要です。
PS5等から4K XのHDMI INに差し込む
テレビのHDMI端子に4K XのHDMI OUTと接続する
接続の方法はシンプル、この状態で接続完了で使えるようになります。


いくつか注意点だけお伝えします。
- 4K Xとパソコンは USB 3.2 Gen2が必要
- USB-CコードもUSB 3.2Gen2が必要(付属品なら大丈夫)
USBは最近のスマホの端子等でよく使われているUSB-Cタイプの接続端子がパソコンに必要です。
お使いのパソコンに対応端子があるか事前に確認をしましょう!
Windowsならデバイスマネージャーを開き、ユニバーサル シリアル バス コントローラー内を確認するか、パソコン本体の仕様書を確認しましょう。
もし、USB 3.2 Gen1であった場合でも録画は条件付きで可能です。



USB-C 3.20 とか記載があればGen2対応です!
またお手持ちのケーブルを使う場合はUSB-C Gen2対応のケーブルを使わないと接続できません。付属品のケーブルは対応品ですので、そちらを使えば問題ありません。
接続できるとドライバー等は不要ですぐに利用できるようになります。
4K144Hzの高画質録画に対応
4K Xは4K 144hzの高画質録画に対応しています。PS5等を録画する場合は最高画質で録画が可能です。



実際に録画した映像をご覧ください。モンスターハンターワイルズのベータテストプレイ動画となります。
再生する機器によって映像の解像度が変わります。最高画質は2160P60を選択してみてください。
Youtube側で圧縮される(画質が落ちる)ので、実際の録画映像はもっと綺麗な映像になります。
今回のモンスターハンターワイルズは4K60P対応ソフトですので、4K Xでの画面収録が可能です。



めっちゃ綺麗やん・・・
パススルー出力に対応


パススルー出力搭載のため、FPSやアクションゲーム等、一瞬の遅延が問題になるゲームも録画しつつモニター等で映像を出力しながら遊べます。
パススルー出力が無いモデルでは録画しているパソコンの画面を見ながらの操作のため、遅延が発生します。
パススルー対応機種では、パソコンでは録画している画面を表示してモニターは遅延の無い映像を出力できるので遅延に悩まされません。
また、録画は1080Pで行い、画面には4Kで出力するといった事も可能です。



オンラインゲーム等には必須の機能と言えます。
録画はOBS Studioが便利


Elgato純正のキャプチャーソフトで「4K Capture Utility」があり、時間をさかのぼって録画する機能等を魅力的に感じましたが、動作が不安定に思えました。
配信や録画には無料で使える「OBS Studio」を使用しています。



OBSは安定していますし、無料で使い勝手も良いです!
OBS Studioを使えば、4K Xで録画する事も、そのまま配信することも可能です。
約1年使ってみた感想


手軽に高画質録画に対応している「4K X」はこれまでに買ってきたキャプチャーボードで一番満足しています。
- 動作が非常に安定している
- パススルー対応でプレイに支障がない
- 何よりも画質が素晴らしい
キャプチャーボードなので、録画がしやすく、安定していることが求められます。そして高画質である、という条件は、求められる機能を満たしていると言えます。
半面、イマイチだったな、と思うところも少なからずあります。
- 録画画面では遅延が発生すること
- Elgatoの録画ソフトが不安定
- 他ソフト使用の為、巻き戻し録画不可
OBS Studio上の録画画面はわずかながら遅延が発生しています。こればかりは仕方ないので、パススルー機能があるのだと思っています。
Elgatoの録画ソフト「4K Capture Utility」は画面が表示されなかったりアップデートエラーが発生したりですぐに使用をやめてしまいました。このソフトの機能である巻き戻し録画が使えなくなったのだけが残念ポイントでした。



遅延は仕方ない部分ですし、ソフトの部分は現在ではアップデートで快適に使えるようになっているかもしれません。
Live Gamer ULTRA 2.1も検討していた


Elgatoの4K Xのライバル機種となるのが、AVerMediaの「Live Gamer ULTRA 2.1」という製品。
私が4K Xを購入する時検討した機種でもあります。
現在はLive Gamer ULTRA 2.1は4K144hz録画に対応(Windowsのみ)するようになりましたが、私が4K X購入時には4K60Pまででした。後のソフトウェア更新で対応になりました。
Elgatoの4K Xは最初から4K144hz録画が対応している所が決め手でした。



現在はほぼ同等の内容になっています。


4K Xがおすすめな人


PS5等の高画質なゲーム機の録画を行いたい方には数少ない選択肢の機種だと思いました。
- PS5等を高画質で録画したい
- FPS、アクション系の録画をしたい
- パススルー機能を使いたい
- 4K60FPSや、高リフレッシュレートの録画を行いたい
4K Xの魅力は、高解像度、高リフレッシュレートの高画質録画に対応していることです。
ゲームプレイ中にも影響が少ないパススルー機能を使えるので遅延を感じずに使うことが出来ます。
特にPS5の録画をしたい!という方には是非オススメしたい機種です。



もちろん、スイッチの録画もバッチリですよー!


まとめ


今回は高画質録画ができるキャプチャーボード「Elgato 4K X」を紹介しました。
約1年使ってきましたが、メーカー純正ソフトに若干の使いづらさはあったものの、外部ソフト「OBS Studio」との相性抜群で、動作に不満が発生することはありませんでした。
4K144hzまで対応しており、PS5の高画質録画を考えている方にはオススメしたい機種です。
画質 | 遅延対策 | その他特徴 |
5.0 / 5.0 | 5.0 / 5.0 | 4.5 / 5.0 |


- 4K144hz録画対応の高画質モデル
- 機器接続が簡単
- パススルー機能で遅延に困らない
- 純正の録画ソフトは使いづらい
Elgatoはゲーム配信機器以外にも配信者向け機器が多数販売されているメーカーで、Stream Deck等も有名です。
キャプチャーボードは多数の製品が販売されていますが、購入すべき商品を選ぶのも難しいです。
「絶対失敗したくないな…」「一回目ではずれを引きたくない!」とお考えの方には是非オススメします。



キャプチャーボード沼を転々としていた私がオススメします!





