いよいよパナソニックからも自動調理鍋が発売されるましたね。
この手の商品はシャープのヘルシオホットクックと、T-falのクックフォーミーの2強が人気ですが、パナソニックの自動調理鍋の特徴を解説いたします。
この商品の発売日は2023年2月発売のまだまだ新しい商品です。実際に使ってみましたが、非常に好感触でした!
使った時の感想も含めてレビューします!
パナソニックの自動調理鍋には同社高級オーブンレンジと同じビストロの名前を冠しています。これはパナソニックの力を入れている事が伝わってきますね。
- 自動調理鍋の購入を考えている
- 料理は苦手でも美味しい食事は作りたい
- どんな料理ができるのか気になる。
発売は2023年2月1日 価格は79,200円(税込)
こちらの商品は2023年2月1日に発売された新商品です。パナソニック公式サイトからの情報を元に作成しています。
- 発売日:2023年2月1日
- 販売価格:
88,110円(税込)79,200円(税込) - 型番:NF-AC1000
- 色:ブラックのみ
家電量販店などでも並んでいます。存在感のある商品なので良く目立つ商品です。
価格に関しては、パナソニック価格指定商品です。ネットも家電量販店も同じ価格で店頭値引きは非対応です。
オートクッカービストロの特徴
NF-AC1000のおいしさの理由
- 底からしっかりかき混ぜる独自の鍋底かきまぜ
- 炒めも短時間で仕上げる業界最高1285W高火力
- 業界最高クラス 約2気圧の「圧力」
- 低温調理・無水調理・蒸し調理もお任せ
今までの自動調理鍋になかった新しい技術がたくさん入っています。これは期待できそうな感じがします。
まずはそれぞれの特徴をみていきたいと思います。
底からしっかりかき混ぜる独自の鍋底かきまぜ
底からかき混ぜる羽根がついていおり、メニューによって向きや速度を変えて鍋底をさらうように羽が回転します。鍋の突起で食材を回転させムラなくかき混ぜます。
他の自動調理鍋では、ホットクックが上部からのかき混ぜに対応していますが、底からかき混ぜる事ができるおかげで料理に幅が出るようになりました。
チャーハンを作ったりすると、高火力で混ぜていくのですが、鍋底から混ぜる方が美味しく作る事ができます。
炒めも短時間で仕上げる業界最高1285W高火力
熱が一番強い鍋底からかき混ぜる事ができるので高火力を実現!高火力と鍋底かきまぜの合わせ技で炒め物もシャキッと仕上がる!
チャーハンが美味しいのは火力が大事ですので、高火力は嬉しいですね。他の調理鍋で作るとどうしてもべちゃっとしていますが、オートクッカービストロは一味違いそうです。
時間かかって面倒な飴色たまねぎも自動で簡単にできてしまいます。料理の下ごしらえにも大活躍してくれますね。
業界最高クラス 約2気圧の「圧力」
2気圧での圧力で料理するので、塊肉なども柔らかく料理できます。カレーや玄米も高速調理が可能。
メニューに応じて高圧・中圧・低圧を使い分け、鍋底かきまぜと同時調理可能。
この圧力を使って、豚の角煮とか作ってみたいですね。すごく美味しくトロトロに仕上がりそうです。
低温調理・無水調理・蒸し調理もお任せ
ヘルシオホットクックで一躍有名になった無水調理や低温調理、蒸し料理も対応しており、スイーツまで作れます。
かなりのバリエーションの料理が作れるので、主菜に副菜にも大活躍してくれそうです。
オートクッカービストロでできること
パナソニックオートクッカービストロではどんなことができるのかをまとめました。
- 鍋底かきまぜ
- 圧力調理
- 炒め調理
- 煮詰め
- 煮込み調理
- 無水調理
- 低温調理
- 蒸し調理
- 圧力蒸し
- 加熱
- 保温
- 予約
- オートメニュー25+IoT掲載約100
実際にチャーハンを作ってみた時の話
- 卵 2個
- 顆粒中華風スープの素 小さじ2
- しょうゆ 小さじ1 1/4
- こしょう 少々
- ごま油 小さじ1 1/2
- あたたかいご飯 400g
- サラダ油 大さじ2
- 焼き豚(1cmの角切り)70g
- 青ねぎ(小口切り)15g
- ステップ1
-
卵や調味料を混ぜ合わせて、あたたかいご飯を加えて混ぜる
- ステップ2
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内鍋に羽根をセットし、サラダ油、1で混ぜたご飯、焼き豚、青ネギを入れる
- ステップ3
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【自動メニュー】→【メニューリスト】→【炒飯】→【分量選択】→【START】
- ステップ4
-
出来上がりブザーがなったらフタをあける
簡単にいうと卵かけご飯に味付けをして、具材と一緒に炒めるっていう感じです。
実際にオートクッカービストロでチャーハンを作って食べた時の感想は、高火力でパラパラになり、しっかり下部から混ぜられているので火力ムラもなく、シャッキリ炒められていたとのことです。感想は「想像してたより美味しかった」という感じ。
メニューも豊富でチャーハン以外もたくさんあります。大学いもも作れるんですが、これも美味しい!献立で困らないくらいのレパートリーが簡単に手に入っちゃいますね。
私はカレーを作る時玉ねぎを飴色に炒めてからカレーを作るんですが、飴色玉ねぎって時間かかるし、夏場にやると暑いんですよね。フライパンも重たいし。オートクッカービストロなら自動調理で飴色玉ねぎができると聞いて欲しくなりました。
実際の商品を見てきました。
家電量販店では1月13日時点で展示が解禁されていました。早速実機を見てきた感じをお伝えします。
本体を触ってみた感じはかなり高評価です!高級感あります。
本体の外観
本体周りはマットな艶消しした黒色で高級感がありました。ずっしりと重く、天面は鏡のように光沢感があり、綺麗な質感でした。
なかなか高級感ありました。天面はボタンがタッチ操作なので、ここまで光沢だと指紋が目立ちそうに思えました。
埃も目立ちそうなので常に綺麗にしておきたいですね。
上のレバーは回すと開くことができます。初見だと開け方がわからなそうです。どこのボタンを押すのかと探してしまいました。
本体を開けてみたところ
本体を開けてみたところです。鍋と底からかき混ぜる回転羽があります。鍋周りには突起があり、食品を返すように混ぜる形になっていました。
鍋は固定されており、取り外すのは内鍋の取手近くにある、ボタンを押し込むと外れます。
初めてだったら、外し方がわからない方が多そうに思いました。
ボタンを押したら鍋が浮き上がるのな!
鍋周り
鍋は突起の外側は内側に向かってへこんでいました。それ以外は至って普通の鍋という感じ。
汚れる部分でも無いのでお手入れには影響しなさそう!
回転羽の周り
鍋部分と、回転羽の様子です。羽は真ん中の突起に差し込むタイプで上に持ち上げたらすぐに外れました。
外したら突起の部分が露出しています。お手入れには影響ない形状の部品なので、問題はなさそうですね。
鍋を外した本体(ヒーター部分)
ヒーターとなる部分です。業界最高の高火力はここから熱を生み出していきます。ヒーターは結構大型だと思いました。
これだけのパワーを出すのだったらこの大きさは納得!
パワァーーーー!
蓋まわり
上蓋ですが、妙に質感がよく感じました。裏側に、細部まで高級感を感じました。
上蓋を外す際は上にストッパーがついており、回すと上蓋が外れます。
この機種開け方や外したりするやり方が変わっていてて、初見だとすぐにわからないような作りに思えました。
一回やり方を覚えると次から簡単にできちゃいますよー!
もちろん、上蓋も分解して洗浄可能です!部品が全て金属で高級感あります。
上蓋を外した蓋です。上部のレバーを見ていただくと外す際に回すのがなんとなくわかるようになっています。
本体上部
液晶部分はかなりシンプルな出来栄え。表示できる情報量は少なめ。その分シンプルで分かりやすい。
メニューも選べますが、結局レシピブックを見ないといけません。あとは指紋がやっぱり目立ちました。綺麗ではありますが、操作するたびに拭きたくなります。直接液晶を触って操作できれば良かったとも思いました。
オーブンレンジのビストロみたいなカラータッチ液晶だったら嬉しかったな〜!液晶を見ながら下側の操作ボタンをタッチというのも少し惜しいポイント!
操作性は悪くなかったですよー。
また調べたところ、食器洗い機の使用は不可とのことでした。
まとめ
じっくりみたところ十分に期待できそうな商品だと感じました。作られる料理はどれも美味しい仕上がりです。反面、値段は価格指定商品で値引きができないため、どれくらい反響が出るのか気になるところです。
パナソニックの価格指定商品は、良い品を中心に設定されています。値段は高いですが、物は確かな安心感があります。
パナソニックの価格指定商品については下記を参照ください。
実際の料理はかなり良かったです。今一番オススメできる自動調理鍋だと言えます。
- 鍋底かきまぜで料理の幅が広がっている
- 1285Wの高火力で炒め物もシャキッと仕上がる
- 業界最高クラスの2気圧調理
- 価格設定がかなり強気の設定
自動調理鍋を検討している際は、ぜひ一度チェックしてみてください。