ソーダストリームを使用し始めていると、こんな違和感を感じる時があります。
「思ったよりすぐにガスが無くなる。」「作れる量って実際少なくない?」「コスパはどうなの?」
ソーダストリームの公式サイトには、0.5Lペットボトル1本あたり約18円で作れるってありますね。
正直な意見として、作り方次第では作れる量は少なくなり、コスパは悪化します。
メーカーのホームページではガスシリンダー1本で60L作れるので、500mlあたり約18円です!と良さそうに聞こえますが、これは正直難しいなと感じました。
作ったらわかるけど、標準の作成だと全然炭酸強くないで!
答えとしては、トータルのコストはもっと高くなります。今回はソーダストリームのコスパの謎を暴きます!
- ソーダストリームをこれから使ってみようと考えている方
- 炭酸ガスシリンダーの持ちが悪いと感じている方
- ソーダーストリームは市販の炭酸水よりお得なのかはっきりさせたい方
- 家電業界歴14年以上の現役家電業関係者
- 総合家電アドバイザー資格者
- 家電製品年間1億円以上の販売経験有
- 皆さんの家電選びをお手伝いをします
ソーダストリームのコスパの計算からやってみます
コスパを計算するには私たちが普段よく買う500mlの炭酸水換算するのが一番わかりやすいです。
ソーダストリームのガスシリンダーは1本あたり2,380円(税込)で交換用ガスシリンダーが入手できます。ガスシリンダーは1本あたりで60Lの炭酸水が作れるとあります。
500mlの炭酸水が120本作れる計算となります。本体金額から120本で計算すると500mlあたり約19.8円になる計算です。
炭酸水が好きな方って結構強めの炭酸が好きだと思うんです。この計算式は弱めの微炭酸ならできるかもしれません。
炭酸強くしたら120本も実際には作れないよぉ〜
実際には水も費用の計算が必要となります。500mlだとおよそ0.1円くらいはかかります。(自治体によります)
500mlあたり約19.8円、これがソーダストリーム暫定のコスパとします。
次からは私が実際に使ってみたコスパの話です。
使用する環境で大きくコスパがかわります!
私は強炭酸好きです。よく売っている炭酸水で言えば、ウィルキンソンの炭酸水が好きです。
コンビニで買うと1本150円、通販で買うと500ml1本あたり約92円前後。(Amazonで参考価格を計算していますが、セール時だと1本85円程度になります)
ソーダストリームは暫定19.8円なのでソーダーストリームのコスパが圧倒します。
ソーダストリームがお得っていうことですよね!
多分、そんな簡単な話じゃないと思うの…
控えめに言って、全然違います!
ウィルキンソンは炭酸水としてはかなり強めです。ソーダストリームは規定の作り方では微炭酸程度。(わずかにシュワシュワ程度)
私個人的には普通の炭酸クラスにするには炭酸量を通常の2倍、強炭酸なら3倍程度が必要です。
そうなると以下の通りのコスパになります。
規定量(微炭酸) | ソーダストリーム2倍量(中炭酸) | ソーダストリーム3倍量(強炭酸) | ソーダストリーム炭酸水 500ml | ウィルキンソン|
費用概算(約) | 500mlあたりの19.8円 | 39.6円 | 59.4円 | 92円 |
美味しさ | 炭酸の強さと微炭酸 | 普通 | 強くて美味しい | 強くて美味しい |
強炭酸にすると当然ですがコスパが悪化します。しかし、炭酸水が好きなら好みの炭酸の強さを作れるのもソーダストリームの良いところの一つです。
私はコスパが悪いのは承知で、強炭酸で作っています。
どうせ飲むなら強いのが好みです!ソーダストリームは追い炭酸もできるので、弱くなったらプシュプシュしています!
強炭酸でも、市販のペットボトル飲料に比べると経済的に炭酸水が作れるソーダストリーム。コスパが悪いわけではなく、むしろ良いと判断できます。
強炭酸なら炭酸ガスはすぐ無くなる?
強炭酸で作ると所定量の約2〜3倍の炭酸を入れるのでガスシリンダーは通常より早くなくなります。
目安ですが、どれくらいの量を作れるのかもまとめて比較してみます。
規定量(微炭酸) | ソーダストリーム2倍量(中炭酸) | ソーダストリーム3倍量(強炭酸) | ソーダストリーム炭酸水 500ml | ウィルキンソン|
費用概算(約) | 500mlあたりの19.8円 | 39.6円 | 59.4円 | 92円 |
美味しさ | 炭酸の強さとかなり弱い | 普通 | 強くて美味しい | 強くて美味しい |
(500ml本数) | 作成できる量60L (120本) | 30L(60本) | 20L(40本) |
強炭酸なら、500ml換算で40本となります。もし1日に500mlを飲むなら1ヶ月弱で無くなる想定ができます。
ほぼ1ヶ月に1回ガスシリンダー交換が必要になります。
ソーダストリームをよく使う方は予備用のガスシリンダーは必須かと思います
どれくらい使えば、ソーダストリームがお得なのか?
ソーダストリームは強炭酸であってもコスパは市販の炭酸水より安く済みます。ですが、ソーダストリームの本体の購入の費用も計算に必要です。
ただ、ここで注意が必要です!一番価格の安い本体のジェネシスを購入すると後悔します!
読者様には絶対に後悔してほしくないので、今回はクイックコネクト(ガスシリンダーが簡単に取り付けできる)と、スナップロック(ボトルが簡単に取り付けできる)を搭載したTERRAで比較をします。
記事作成時、16,500円(税込)でガスシリンダーが1本付属しています。
ここではペットボトル飲料と比較した場合、どれだけ使えば「元が取れる」のか検証してみます。
今回の検証ではそれぞれの炭酸の強さで、1日500mlを消費した場合を計算してみました。
規定量(微炭酸) | ソーダストリーム2倍量(中炭酸) | ソーダストリーム3倍量(強炭酸) | ソーダストリーム炭酸水 500ml | ウィルキンソン|
費用概算(約) | 500mlあたりの19.8円 | 39.6円 | 59.4円 | 92円 |
美味しさ | 炭酸の強さとかなり弱い | 普通 | 強くて美味しい | 強くて美味しい |
(500ml本数) | 作成できる量60L (120本) | 30L(60本) | 20L(40本) | |
(1ヶ月30本計算) | 1ヶ月のコスト594円 | 1,188円 | 1,782円 | 2,760円 |
どれくらい? | 元が取れるまで約7.6ヶ月 | 約10.5ヶ月 | 約 | 16.8ヶ月
あくまでも参考にはなりますが、上記を見ていただくと強炭酸でも約1年弱で本体代の16,500円の本体代金の元が取れます。
炭酸水が好きな方なら、1年はあっという間ですね。もっと飲む量が多いならどんどんお得になっていきます。
ソーダストリームは本体代込みでも1年使うならお得ですね!
ソーダストリームは、1年以上使う前提ならコスパは良い!
コスパだけではないソーダストリームの魅力
ソーダストリームの魅力はコスパだけではありません。私は使っていて良いと思うところがいっぱいあります。
- ペットボトルのゴミが減った
- 炭酸水の強さを自分で選べる
- 弱くなった炭酸水に炭酸を追加できる
- 炭酸水の保管場所が要らない
ペットボトルのゴミが減った
毎日飲む方なら、ペットボトルのゴミの量の変化に驚くでしょう。毎日1本でもかなりのゴミになります。さらに捨てるためには、自治体により違いはありますが、ボトルキャップとフィルムを外して洗浄して分別して廃棄等、手間がかかります。
めんどうですよね。最近はラベルレス飲料も増えていますがまだまだ少ないです。
炭酸水の強さを自分で選べる
炭酸水の強さを好みで選べるのはソーダストリームの嬉しいところ。ご家族でご利用であればそれぞれが好みの強さで作ることも可能です。
私はいつも強炭酸にするため、何回もプシュプシュしています。
炭酸に対する謎のこだわりが強い!
弱くなった炭酸水に炭酸を追加できる
炭酸水が弱くなれば追加できるのも魅力です。ただし、ノーマルの炭酸水に限ります。追加のシロップなどを入れてから追い炭酸をするとノズルが詰まる等のトラブルが発生する可能性があります。
シロップってこんなのです!これはコーラ味です!
炭酸水の保管場所が要らない
炭酸をよく飲む人であれば、予備の炭酸水を買っておく方も多いでしょう。冷蔵庫がいっぱいになってたりしませんか?ソーダストリームならその場で作るのでストックする場所も要らずです。
買う時も重たいですからね。ネットで購入すると楽ですけど、ケース売りなので量がいっぱいです。
まとめ
今回はソーダストリームのコスパについて徹底解説しました。本体代等も発生しますが、コスパ自体は良いです。
ソーダストリームは、1年以上使う前提ならコスパは良い!
実際に使うと良いことのほうが多かったです。
豆知識ですが、常温の水より、冷えた水の方が炭酸は溶け込みやすくなります。使うガスが節約できます。無駄なく良い炭酸水を作っていきたいですね!
この機会に購入を考えているなら本体はTERRAがおすすめ!ガスシリンダーはピンク色が目印です!
もし、ソーダストリームを購入予定なら下記記事も参考になるはずです。
店舗でガスシリンダーを交換しに行くと、名前を書いたり手続きがあるので、ネットが一番楽です。