人気ゲームソフトのスプラトゥーン3をやっていて、モニターの遅延が気になっていました。そこで何か改善できないかと思い、ASUSから発売されているゲーミングモニター TUF Gaming VG259QRを購入しました。
大満足できる内容だったので、今回はレビューを通じて商品の特徴を解説いたします。
インチ数も24.5インチのフルHD対応でゲーム用途はもちろん、パソコンモニターとしても使い勝手の良い商品となります。
VG259QRは人気ゲーミングモニターのVG259Qの後継機種として発売されました。すでに発売から時間が経ち、多くの詳細な解説があるため、機能面の解説は最小限にした上で、私がこの機種を選んだ理由と、使用した感想、使い勝手などを解説します。
ゲーミングモニターって気になるなぁ、でもどれを選べばっていう方におすすめしたい商品です!私もスプラトゥーン3用に購入しました。
- PS5やスイッチを快適に遊びたい方
- ゲーミングモニターでお手頃価格で機能充実な機種を選びたい方
- 普段使いのパソコンディスプレイとしても使いたい方
- 家電業界歴14年以上の現役家電業関係者
- 総合家電アドバイザー資格者
- 家電製品年間1億円以上の販売経験有
- 皆さんの家電選びをお手伝いをします
VG259QRのスペック
VG259QR | |
---|---|
画面サイズ | 24.5インチ |
画面解像度 | フルHD(1920×1080) 16:9 |
パネル | IPSパネル |
画面表面処理 | ノングレア |
リフレッシュレート | 最大165hz(DisplayPort接続時のみ) ※HDMI接続時は144hz |
応答速度 | 1ms MPRT |
入力端子 | DisplayPort 1.2x 1 HDMI(v1.4)x 2 |
スピーカー | 2W x 2 |
VESAマウント | 対応 100x100mm |
このゲーミングモニターには他にもブルーライトカットフィルターや、ゲームをより快適にするためにゲーマーの意見を取り入れた機能が多数入っております。
特に効果を実感しやすいのがShadow Boostという機能で暗い場所の明るさを上げてくれる機能などはリアル系FPSなどをプレイする上では役に立ちそうです。
VG259QRを選んだポイント
私は普段55インチの4Kテレビでスプラトゥーン3をやっていましたが、どうしても画面の応答速度(反応速度がワンテンポずれる)が気になっていました。
今回はスプラトゥーン3が最大限に楽しめるモニターを選ぶ事と、PS5ゲームも快適にできることを着目して選び、今回のVG259QRに辿り着きました。選んだポイントをそれぞれ解説します。
応答速度が 1ms
テレビでゲームを行うとどうしても画面に遅延が発生し、操作したらわずかに遅れている感じがあります。テレビによってはゲームモードで改善する場合がありますが、気になる場合はゲーミングモニターを選ぶ選択肢となります。
VG259QRは応答速度1ms(1000分の1秒)とモニターでは最速クラスで遅延と解放されそうと期待して購入しました。結果は大満足です。私の操作するスプラトゥーンのキャラクターも操作通りに動いてくれました。
今まで動作する時にわずかに遅れていた感じがなくなりスッキリしました!
IPSパネル採用
私は家のモニターは全てIPSパネル(またはそれ相応)を使っています。理由は視野角が広いためです。(視野角が狭いと斜めから見ると画面の映りが悪く白っぽくなったりする)
ただし、IPSパネルは応答速度が遅くなってしまうことが多いのですが、VG259QRは応答速度が1msでIPSパネルであるということから一気に候補になりました。
これは普段使いにも良いと言うところが高評価でした。
144hz以上対応のディスプレイが欲しかった
スイッチをする分には60hzで全然良いのですが、PS5も使うことを考えると120hz対応しているモニターが良いと考えていました。VG259QRは最大165hzまで対応しており、申し分のない性能でした。
将来的にパソコンの本体もゲーミングパソコンにすることも考えており、144hzは最低欲しいと考え、VG259QRに決まりました。
普段使いでは性能を使いこなせる瞬間は限られてしまいますが、ゲーム用途では活躍してくれるのは間違い無いでしょう。
開封の儀
外観はこちら。黒基調のデザインでゲーミングと大きく描かれていますね。
- モニター本体
- モニタースタンド(土台)
- 取扱説明書
- 据付説明書
- 電源コード
- Displayportケーブル
- HDMIケーブル
組み立て方
こちらがモニタースタンドとなります。2本の突起部分にモニター本体を嵌め込み、裏側からスクリューを回すだけです。
モニタースタンドの裏側です。時計回りに回すだけです。工具不要で組み立ては完了しました。所要時間1分!
組み立て完成した状態
普通のモニターと違うのは下側の赤いリングの模様でしょうか。ゲーミングモニターの雰囲気が出ています。
裏側はメカニカルなロボットを思わせるような外装しています。正面からは見えない部分ですが、ゲーミングモニターらしい無骨なデザインと言えそうです。
電源投入
電源を入れると起動ロゴが出てきます。ゲーミングモニターって想像するともっと派手な起動画面が出るかと思いきや、ロゴだけとシンプルでした。
実際に使用してみました
今回の目的でもあるスプラトゥーン3を試すべくスイッチと接続してみます。ニンテンドースイッチ有機ELモデルを使用。
すぐに画面が出力されてプレイが可能な状態となりました。スピーカーも付いていますが、音が出ているのかわかりにくいほど音が小さく、音質はおまけ程度な感じでした。
ゲーミング用途ならヘッドセットを使うのが普通だと思いますので、ここは問題なしです。
モニターの内蔵スピーカーなんてどれも聴こえれば良い程度の品質だぞ!
応答速度の違いを実感
キャラクターの動きがダイレクトに操作できている感じに思えました。テレビで操作する時と比べると少しもっさりしたようなワンテンポ遅れる印象が全くありませんでした。iMac 5K Retinaと並べていますが、発色もよく遜色を感じませんでした。
十分に楽しんで遊べました。応答速度は上がりましたが、ウデマエが上がるわけではありません。
そりゃそうだ!
本体設定も日本語表記に変えられるため、英語が苦手な方も大丈夫です!
スイッチでは60hzですがPS5などでは120hz出力対応なので、正しく表示されているかが確認できます。
画質などの設定は3つまで保存できて後から簡単に呼び出すことができます。好みのゲームなどに併せて設定を作っておいてプレイ時に呼び出すことも可能です。
ゲームによっては大活躍?クロスヘア表示機能
FPSゲームなどには照準となる十字のマークだったり、点の表示だったりをモニターで表示できます。位置も変えられるためゲームによっては有利な機能となるかもしれません。
スプラトゥーンでは動いたり上下高さを変えると照準の高さが変わってしまうため中央の目印くらいにしか使い所がありませんが、コールオブデューティ等ではスナイパーでQSを狙うとかで使えそうだと思いました。
背面の操作ボタン
色々な設定をしようとすると、ボタンの使い勝手、操作がいまいち分かりづらいなと思いました。あまり頻繁に設定することはないかもしれませんが、ここは少し気になったポイントです。
どのボタンが何の役割なのか、慣れてしまうしかないですね。
VG259QRの総評
- IPSパネルで視野角が広い
- 応答速度が速く、ゲーム用途向き
- 組み立てが簡単
- ゲーミングモニターにありがちに光ったりしない
- ノングレアパネルで長時間見ても目に優しい
- 発色が綺麗で静止画、動画も綺麗に見える
- スピーカーの音質はおまけの品質
- 本体スイッチ類の操作性が慣れにくい
- HDMI接続の場合、120Hzまでの動作になる
価格の割には頑張っている、と言うのが率直な印象です。もっと上には上のモニターがありますが、お値頃でかつ同価格帯の他社商品より良い商品といえます。
ゲーミングと付いてはいますが、高性能なマルチに使えるモニターというのが正直な感想です。
ゲーミングモニターにありがちな派手さはないので、普段使いのモニターとしても相性は抜群に良いと思います。
まとめ
ASUS TUF Gaming VG259QRを紹介いたしました。
VG259QRは高いコストパフォーマンスを求める方に最適な製品だと思いました。ゲーミングはもちろん、普段のデスクワークでも活躍してくれます。
私も買って満足しています。現在もスプラトゥーン3が楽しくプレイできております。
ゲームもしたいけど、普段使いもしたくて、値段以上の性能のある商品を探している方は間違いなく必見です!悩んでいる方はご検討ください!
IODATAのゲーミングモニターもレビューしています。ぜひ検討してみてください!
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