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2022年度発売モデルのドラム式洗濯機を各社解説!新型の特徴と旧型の違い

2022年ドラム式洗濯機
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熱狂的なドラム式洗濯機愛好者のアルです。例年9月10月頃はドラム式洗濯機がモデルチェンジして新製品が展開されていきます。

新型モデルが大手各社(パナソニック、日立、東芝)より発表されており、それぞれの特徴の解説と、私の独断偏見で評価をしたいと思います。

アル

大きくモデルチェンジしたメーカーもあり、抑えておきたいポイントが増えました。下位モデルも機能アップしたメーカーもあり、非常に面白く感じた2022年度発売のラインナップです。

この記事はこんな人におすすめ
  • 各社の2022年発売のドラム式洗濯機の特徴を知りたい!
  • 旧型と何が変わったか比較してみたい
  • 2022年モデルはどこがおすすめなのか知りたい!
本記事の監修
アル
筆者:アル
  • 家電業界歴14年以上の現役家電業関係者
  • 総合家電アドバイザー資格者
  • 家電製品年間1億円以上の販売経験有
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気になる項目をチェック!

2022年発売の大手3社のドラム式洗濯機を徹底解説

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今回取り上げるのはパナソニック、日立、東芝の3社が発表した2022年モデルのドラム式洗濯機を解説いたします。今回は新型になったことで大きな進化を遂げた日立と、下位モデルでも充実した機能を搭載した東芝、利用シーンに応じた洗濯モードを充実させたパナソニックと分かれてきます。

アル

各社で特徴もしっかり出揃い、どれを選ぶか悩みどころになりそうです。

  • パナソニック より細かくシーンを選んで洗濯ができるように
  • 日立 大幅な進化多数。進化ポイントでは3社で抜きん出ている
  • 東芝 下位モデルの中身が良くなり、コスパが良い

パナソニック 2022年モデル LXシリーズ

パナソニック 2022年モデルは4ラインナップです。モデル数は前回と同じとなります。

スクロールできます
本体デザイン
左開き型式
NA-LX129BL
NA-LX129BL
NA-LX127BL
NA-LX127BL
NA-LX125BL
NA-LX125BL
NA-LX113BL
NA-LX113BL
右開きモデルNA-LX129BRNA-LX127BRNA-LX125BR設定無し
操作パネルカラータッチパネルホワイト液晶操作パネルホワイト液晶操作パネルLED操作パネル
洗濯容量/乾燥容量12kg/6kg12kg/6kg12kg/6kg11kg/6kg
定格洗濯時間(約)
定格洗濯乾燥時間(約)
32分
98分
32分
98分
32分
119分
31分
119分
[NEW] ナノイーX
(黒カビ菌除菌)
ナノイーX槽カビ菌除菌
自動投入トリプル自動投入トリプル自動投入
温水洗浄
窓パッキング洗い
スマホ連携
[NEW] シワとり・消臭コース
約60℃槽カビクリーンコース
AIエコナビ水温・衣類の量・衣類の質水温・衣類の量・衣類の質衣類の量・衣類の質衣類の量・衣類の質
[NEW] ウールコース
[NEW] シーツコース
[NEW] 取り忘れアラーム
[NEW] 抗菌窓パッキング・抗菌ハンドル
ステンレス乾燥フィルター
各製品の比較(パナソニック公式HPより)

パナソニックは上位2機種の性能が抜きん出て優秀です。性能の差別化ができており、好みの機種を選択することができます。

アル

新製品になって変わったところも見ていきましょう!

2022年モデルで変わった所

NA-LX129B、NA-LX127Bの上位2型番にはコースの追加がたくさんあります。

「シワとり・消臭コース」「ウールコース」「シーツコース」が追加されました。

ナノイーXのパワーアップ運転終了のお知らせ機能なども追加されています。

アル

それぞれどんな機能なのか見ていきますね

シワ取り・消臭コース

パナソニック公式HPより

スチームの力で消臭とシワとりを行うモードです。所要時間30分で運転可能。

タバコの匂いを消臭することができるのがありがたいですね。

パナソニック公式HPより

シワとりの機能に関しても、写真を見る限りかなりシワが伸びており気にならないレベルかと思います。

アル

普段使いの衣類のシワ伸ばしにちょうど良さそう。

シワ取り消臭コースは容量1kgまで対応。「綿パンツ1本+綿カーディガン1~2枚」まで対応!

ウールコース

スマホアプリからのメニューとなります。

ウール素材の洋服を優しく洗えます。(洗濯のみ・容量1.5 ㎏ 運転時間約38分)

シーツコース

こちらもスマホアプリからのメニューとなります。

シーツを洗う際におすすめです。ヒーターで水を温めながらしっかり汚れを落とします。(洗濯のみ・容量2㎏ 運転時間約60分)

運転終了後の取り出しアシスト

今回のモデルでは取り出し忘れを防ぐために洗濯完了後アラームが鳴るようになりました。運転終了後に10分ごとに2回、音と表示部の点灯で衣類の取り忘れを防ぎます。

ドラム式洗濯機って洗剤の自動投入から乾燥までお任せしちゃうので、洗濯終了後に気づかずそのままの方も。

アル

乾燥した衣類も洗濯槽の中のままだと形崩れやシワの原因になるので取り込みたいところです。

クラウドのAIが運転時間を予測し、より正確な終了時間をお知らせする(終了時刻クラウド予測)も実装されました。

この2つを駆使すれば、おおよその完了時間が分かった上で完了のお知らせに気づきやすくなる感じですね。

パナソニック公式HPより

従来の機能でもあった、運転終了時にスマホに通知が来るので洗濯完了を忘れてしまうことは減りそうですね。

黒カビ菌の除菌もできるようになったナノイーX

パナソニック公式HPより

ナノイーXがパワーアップして黒カビ菌の除菌までできるようになりました。これによってより一層清潔面が良くなりました。

洗濯槽のカビやニオイ対策は最強のモデルと言えるでしょう。

ドアハンドルと窓パッキングが抗菌仕様

パナソニック公式HPより

ドアハンドル(取っ手部分)とドアパッキンが抗菌仕様へと変更になりました。これは抗菌ハンドルはキューブルシリーズでもやってますし、お馴染みの仕様かと思いました。

併せてNA-VX129BLのレビューもご参考ください。

東芝 2022年モデル ザブーンシリーズ

東芝 2022年モデルは3ラインナップです。

スクロールできます
本体デザイン
左開き型式
tw-127xp2
TW-127XP2L(T)/(W)
tw-127xh2
TW-127XH2L
tw-127xm2
TW-127XM2L(W)
右開きモデルTW-127XP2R-T(W)TW-127XH2R設定なし
操作パネル大型カラータッチパネルLED操作パネルLED操作パネル
洗濯容量/乾燥容量12kg/7kg12kg/7kg12kg/7kg
定格洗濯時間(約)
定格洗濯乾燥時間(約)
35分
96分
35分
96分
35分
96分
UV温風除菌
液体洗剤自動投入
温水洗浄抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX抗菌ウルトラファインバブル洗浄W抗菌ウルトラファインバブル洗浄W
洗浄機能
スマホ連携
[NEW] ダニケアコース
[NEW] 花粉コース
乾燥フィルターラクラクお手入れ
各製品の比較(東芝公式HPより)

東芝は最上位モデルのTW-127XP2はマイナーチェンジであるため、前回モデルのTW-127XP1と変わり映えない機種となっております。反面、中級機種とエントリー機種に機能を増やしてきており、最上級機種で考えていないのなら東芝も選択肢に入ってくると思います。

東芝の2022年モデルは全機種洗剤自動投入対応

東芝公式HPより

東芝は2022年モデルは全て洗剤自動投入対応になりました。最上級モデルでなくても洗剤自動投入がついているので、こちらを狙うのも良いかもしれません。東芝は値下がりも早いメーカーのため、各社の2022年モデルで選ぶならTW-127XM2が一番安く自動投入搭載モデルが入手できそうです。

洗剤自動投入はオフにもできるため、使わない派の方も問題なくご利用いただけます。

アル

とはいえ、自動投入は便利で画期的な機能なので、是非とも使ってほしい機能だと思っています。

乾燥時間短縮

7kgの衣類を洗いから乾燥までの洗乾スピード約96分と時間が短縮されました。

その分、電気代の消費が増えているようです。旧型のTW-127XP1が乾燥時 1190W(32.13円)に対し、2022年モデルのTW-127XP2は約1330Wh(35.91円)となっております。およそ1回あたり3.78円電気代が増えています。27円/kwhで計算

出力を上げて、時間短縮した分電気代効率は悪くなったみたいですが、僅かな差であることと、乾燥モードも乾燥省エネモードだと約730Wh(19.71円)と大変省エネになります。ただし洗乾時間は 約205分と遅くなってしまいます。

アル

速度を優先したと思って良いです。乾燥時間を気にされる方にはおすすめです。

乾燥時間は目安になります。私も乾燥時間は時間内に終わらないことの方が多いです。衣類の厚みや水温、気温などにも影響されます。

コース追加

他メーカーでは採用済みのダニケアコースと花粉コースが東芝のドラムにも搭載されました。

ダニケアコース

洗濯行程前にUVを照射した後に温風で加熱。その後しっかり洗います。
ダニが気になる毛布、毛布生地の寝具カバーやシーツにおススメです。

UVと温風を利用したダニケアコース(洗濯容量3kɡまで)が追加されました。これで他メーカーに追いついた感じですね。

花粉コース

東芝公式HPより

花粉コースも追加されました。送風と洗濯槽回転によって花粉を落とし、花粉は排水で流すというもの。

容量2kgで花粉モードを実行した場合、15分の運転で花粉除去率は99%以上となります。

香るおしゃれ着コース

東芝公式HPより

香るおしゃれ着コースも搭載。洗濯後にためすすぎを行い、柔軟剤の吸着を良くするコース。同名のコースが縦型洗濯乾燥機にありそちらより引用しています。

日立 2022年モデル ビッグドラムシリーズ

日立はサイズ違いのドラムも含み合計5機種となります。

スクロールできます
本体デザイン
左開き型式
bd-stx120hl
BD-STX120HL
bd-sx120hl
BD-SX120HL
bd-sv120hl
BD-SV120HL
bd-sg110hl
BD-SG110HL
bd-nx120hl
BD-NX120HL
右開きモデルBD-STX120HRBD-SX120HRBD-SV120HR設定無しBD-NX120HR
操作パネルワイドカラー液晶タッチパネルタッチ式操作パネルプッシュボタン式操作パネルプッシュボタン式操作パネルタッチ式操作パネル
洗濯容量/乾燥容量12kg/6kg12kg/6kg12kg/6kg11kg/6kg12kg/7kg
定格洗濯時間(約)
定格洗濯乾燥時間(約)
35分
98分
35分
98分
35分
98分
45分
145分
33分
142分
自動投入
温水洗浄(水温設定)水温の設定は不可
AIお洗濯
スマホ連携
ナイアガラ洗浄
[NEW] 乾燥フィルターレス
[NEW] ドアパッキン自動おそうじ
各製品の比較(日立公式HPより)

2022年の日立のドラム式洗濯機はフルモデルチェンジとなり、新機能や追加機能などがたくさんあります。

アル

間違いなく今回の一番期待のドラム式洗濯機ですね!やるなぁ、日立って思いました!

乾燥フィルターレスでお手入れがすごく簡単に!

乾燥機能付きの洗濯機は乾燥フィルターと呼ばれる、送風した時に舞い上がったホコリや糸くずを集塵する乾燥フィルターが搭載されております。

アル

各社お手入れが簡単になるように大口径のフィルターだったり簡単に排出できる構造で競い合ってました。

なんと、今回の日立はお手入れが必要で手間になっていた乾燥フィルターが無いんです!

日立公式HPより

洗濯機の下部には糸くずフィルターがあるんですが、そちらに全部集まっていく構造のようです。よくよく考えれば、以前のモデルも乾燥ダクト自動掃除があったので、完全に水で流してしまい、糸くずフィルターでキャッチするんだろうなと予想しています。

それだけ汚れの集まるだろう糸くずフィルターに月1回のお手入れで大丈夫との事。糸くずフィルターも櫛歯型から箱形に変わっています。

アル

水で全部流し出すのであれば衛生面も問題ないでしょうし、受け皿になる糸くずフィルターのお手入れも少なく済むのは非常に高評価です。

乾燥使っていると、乾燥フィルターのお手入れとは切っても切れない関係。今回はそれだけにすごいです!

日立公式HPより

これだけのお掃除機能が入ってるのは他にありません。今回の期待度ナンバーワンで間違い無いでしょう!

アル

他メーカーと比べても見劣りするところが全くありません。

日立も温水洗浄に

今まで日立は温水ミストを採用しており、40度〜50度のミストを噴射しながら衣類を温めて洗浄していました。

今回より水をヒーターで温めてつけおきまで出来る温水洗浄が搭載されました。東芝、パナソニックと並んだ感じですね。

温水洗浄
日立公式HPより

これにより、除菌やつけおきまで出来るのでより一層洗浄能力アップが期待できます。

アル

今までミストだったので、どう変わるのかが楽しみです!

乾燥機能がパワーアップ より良くなった「風アイロン」

乾燥ユニットのヒーター容量をアップさせ、除湿性能を高めるアルミプレートを乾燥ダクトに採用したおかげで洗濯から乾燥までの時間を約132分から約98分へと短縮。乾燥に使う湿度センサーも新規採用し、乾きムラを抑えて、おなじみの時速約300kmの風アイロンでシワを伸ばして綺麗に仕上げてくれます。

アル

日立といえば!乾燥です!これはすごい進化です!

日立の2022年モデルの実機レビューです。気になる乾燥フィルターレス、「楽メンテ」を解説しています。

2022年モデルのおすすめドラム式洗濯機はこれだ!!

いいね!

ここまで、2022年の各社のドラム式洗濯機の特徴と新機能を中心に紹介してきました。実際に家電のプロの目線でおすすめする機種を3点ご紹介します。

アル

どれもおすすめですが、3つだけご案内させてください!

総合1位 パナソニック NA-LX129BL

2位の機種とすごく悩みましたが、全ての性能面でバランスが良く不足も感じられないのがパナソニック。今回の日立の乾燥フィルターレスで他社に比べて足りない箇所が出てきてはいますが、間違いなくドラム式洗濯機の絶対王者の機種です。

アル

悩んだり、いいものが欲しいということであれば是非検討して見てください。価格が高い分、満足はできる性能です。

なお、こちらの商品はメーカー指定価格商品です。メーカー指定価格商品についてや、安く買う方法はこちらをご覧ください。

総合2位 日立 BD-STX120HL

個人的な感情を入れてしまうと1位になっても良かったなぁって思う機種でした。乾燥フィルターレスによる「楽メンテ」、温水洗浄搭載、新しくなった乾燥システムとおすすめ風アイロンなど、推しの機能が満載でした。

また一気に変更を行なった新しい商品ということもあり、少々未知数的なところもありこの順位へ。

アル

今回一番ワクワクさせてくれた商品です。私も発売日以降に一度機種を見に行ってこようと思います。

BD-STX120HLとBD-SX120HLは液晶タッチパネル操作と筐体のデザインくらいの違いになりますので、予算重視であれば、BD-SX120HLでも全然大丈夫です!

総合3位 東芝 TW-127XP2

今回ほぼ変わり映えしなかった東芝のTW-127XP2、ただそれでも基本性能は他社に比べて引けを取りません。窓パッキン自動お掃除などは他社にはありますが東芝になかったりと置いて行かれているところはありますが、それでも洗浄性能やUV温風除菌など、優れているポイントがあります。7kg乾燥はまだまだアドバンテージがあります!

アル

完成されている商品とも言えますので、おすすめであるのは間違い無いです!

番外編 東芝 TW-127XM2

今回スタンダード機種の位置付けでありながら洗剤自動投入を搭載してきた東芝のTW-127XM2を番外編として紹介します。

そのうち自動投入モデルで価格が最安モデルという状態がやってくると思います。自動投入は便利で今の洗濯機には搭載されることが多くなっている機能。

コスパ最高、と呼ばれる機種になる器だと思っています。

アル

東芝はこの機種を売りたいのかなって思うくらい2022年モデルでは優遇されています。予算重視なら是非検討を!

まとめ

各社2022年モデルのドラム式洗濯機の特徴、新機能を中心に紹介いたしました。

一番注目されそうなのは間違いなく日立かと思います。かなりの中身を変えてきていますので、評価が気になるところです。

安定しているのはパナソニックになるでしょう。価格指定ですので、買ってからいきなりズドンと値下がりとかも無いのが良い所です。

東芝は自動投入がスタンダードモデルにも搭載されているので、今後の価格の動きでは人気機種になってきそうです。

アル

是非この機会にドラム式洗濯機ライフをおすすめします!

ネットかお店で購入を悩んでいる方はこちらをご参考ください。

また個別に機種の特徴も調べてお伝えできれば良いと思っておりますので、よろしくお願いします。

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2022年ドラム式洗濯機

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