AQUA（アクア）の大人気冷蔵庫 TZシリーズ　約70%がデザインが決め手で購入の実力は？

皆さんはAQUA（アクア）から発売されているTZシリーズの冷蔵庫をご存知でしょうか？

日本の冷蔵庫には無い、全てフレンチドア（両開き）を採用したオシャレな冷蔵庫シリーズです。家電量販店でも存在感あるデザインで、一目惚れで購入される方も多い冷蔵庫です。

このデザインは日本の有名なデザイナーが設計に携わっているだけあって、日本人受けも良いようです。

今回はAQUAのAQR-TZ51冷蔵庫を家電のプロ目線で徹底解説いたします！購入にあたっての注意点もお伝えします。

AQUA 冷蔵庫 TZシリーズの特徴

AQUAのTZシリーズは無印良品のデザイナーとしても有名な深澤直人氏が設計に携わっています。デザインで購入を決めるくらいの惹きつける魅力があります。

全部の扉がフレンチドア（両開き）となっており、見た目は海外ブランドの冷蔵庫に思えます。日本の冷蔵庫は概ね、冷蔵室は両開きでも冷凍庫や野菜室は引き出しとなっています。

寸法も国内製品とは大きく異なるワイドデザインが特徴で見た目の重厚感と、デザインが両立された製品です。

奥行きが浅いので、奥のものも取り出ししやすかったりと冷蔵庫としてのメリットもあります。

AQUAの512L冷蔵庫AQR-TZ51Mはサイズが異なるので注意！

冷蔵庫は大型家電製品に分類されます。横幅x奥行きx高さは事前に確認しておく必要があります。

AQUAのTZシリーズは横幅が大きめ、奥行きが浅め、といった特徴があります。これは冷蔵庫として一番望ましい大きさといえます。

なぜなら横幅が広ければ、収納している食品が見渡せますし、奥行きが浅ければ取り出しがしやすくなります。海外の冷蔵庫は横幅の大きな冷蔵庫が多いのです。

日本は住環境の変化から、横幅が小さく、奥行きが深くなっており、コンパクトで大容量を目指しています。コンセプトが全く違う冷蔵庫となるのです。

そのため、買い替えする際は事前にサイズをよく調べる必要があります。

この冷蔵庫は幅 830mm というかなり大きめの寸法の結果、諦めることになったという事も少なくありません。

設置場所はもちろん、搬入経路を調べておく

冷蔵庫を設置する場所も大抵の場合幅が大きくなるので、現在どれくらいのスペースがあるのかを調べておく必要があります。

設置場所が問題なければ、搬入経路を調べる必要があります。玄関や曲がる場所、階段の内寸、狭くなっている場所を調べておく必要があります。

一般的には、設置場所は1cm〜10cm程度左右にスペースを開けることが必要となります。AQR-TZ51Mなら幅83cmなので、両扉が分厚いドアのため、90度開閉するためには889mm、約90cmのスペースが必要となります。

搬入経路も注意が必要です。まっすぐ直線に搬入する場合で+6cm必要ですが、曲がり箇所では+10cmは必要となります。階段を持ち上げて搬入する場合はおおよそ長辺に対して20cmは必要となります。

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TZ51が搬入不可でも諦めないで！横幅スリムタイプが登場！

TZ51シリーズはどうしても寸法上、搬入を諦めることになる場合もあるかもしれません。

本体幅が700mmになった搬入しやすいモデルがあります。型式はAQR-TZ42M、寸法が小さくなった分、庫内容量は512L → 420Lとダウンしています。

従来の500Lクラスは685mmでしたので、そのサイズからの入れ替えなら搬入できるケースが増えてきそうです。大きい方は無理だった、と諦めてしまった方は、こちらの機種も検討してみてください。

AQUAのTZシリーズのおすすめポイント

AQUAのTZシリーズは特徴ある庫内設計が特徴的です。それぞれ紹介いたします、

ドアポケットの使いやすさ

本体幅がワイドな分、ドアポケットが広く使えるのが嬉しいポイント。

どのご家庭もドアポケットは飲料や調味料等がひしめき合っていることが多いです。TZシリーズ沢山の収納ができるのはもちろん、高さもあるので一升瓶も収納可能。

2Lのペットボトルも沢山収納ができます。

冷凍室は使いやすい３段６つの収納ボックス

冷凍庫が大容量の180L！近年は冷凍庫を使うことが増えてきており、冷凍庫が大きいのは今の時代にマッチしたレイアウトと言えます。

コストコとかの大容量パックのまとめ買いであったり、冷凍庫の需要は増えていく一方、沢山収納すると、どこに何があるのか分かりづらくなります。

AQUAのTZシリーズであれば、3段6つのボックスで前面から収納しているものが見え、さらには引き出して上からも見渡せます。

個別のブロック構造のボックスのおかげで、開閉は最小限になり冷気が逃げたりしにくいのも嬉しいポイントです。

見た目が家具のような木目調デザイン

TZシリーズはカラーバリエーションも悩んでしまうくらい素敵な仕上がりです。

ブラウン色は家具を思わせるような木目調デザインがあります。この見た目を見て思わず買ってしまった！というのもうなづけてしまいます。

シルバーの色もスタイリッシュで素敵です。

木目調デザインは他メーカーの商品でも無いので、インテリアに合わせるなら貴重な商品となります。

最上級モデルのTZAシリーズも登場しました

人気のTZシリーズにスペシャルエディションでTZAシリーズも発売されました。

専用のダークシルバー色でより洗練された印象に

あらゆるキッチンのインテリアと溶け込むデザインとなっており、品格がありキッチンをより上質に魅せてくれます。

マイクロオゾン除菌で庫内の清潔面の向上

空気中の酸素から生成されたオゾンが、冷蔵庫内の浮遊菌と付着菌を除菌してくれます。
また、臭いのもととなる成分も分解除去することで、除菌と消臭で活躍してくれます。

ツインLED野菜ルームで野菜の鮮度を維持

鮮度保持用LEDライトと半密閉構造で野菜の鮮度を保ちます。

野菜の光合成促進やエチレンガスの発生などが抑制されることで、軟化や腐敗が抑制、葉物野菜の色鮮やかさが長続きします。また、じゃがいもなどの発芽も抑制されます。

野菜が長持ちするので、フードロス削減にもなりますし、保存しながら栄養成分も増えていくのが嬉しいポイントです。

幅スリムなTZAシリーズもあります。

TZシリーズ同様にTZAシリーズも幅が700mmのコンパクトタイプが登場！

幅830mmの設置が難しい場合は幅700mmもあるので、安心して検討できますね。

AQUAのTZシリーズの評価は？

AQR-TZ51の口コミを集めてみました。

イマイチだったところ

本来であれば、イマイチな口コミをそのままお伝えしたいところですが、今回は一部抜粋しております。イマイチだった口コミが全然なく、全般的に評価が高いことがわかりました。

良かったところ

新しい冷蔵庫がきましたー
冷凍庫がひろくて、
めちゃめちゃ使いやすそう❄️｡☃゜#AQUA#冷蔵庫 pic.twitter.com/EiXfbawxrI

— まる。 (@cococha_xoxo) November 27, 2021

冷蔵庫を買い替えてから食材のロスがほぼ皆無になった。AQUAの512リットル、かなり尖った機種だから誰にでもお勧めできるわけじゃないが、私には「冷蔵室は奥行き浅く隅々まで見渡せて冷凍室は抽斗6つで細かく整理できる」ってのが合ってたみたいだ。

— 松原 (@yuzmatsub) March 2, 2023

冷蔵庫としての評価は非常に高いものがわかりました。そしてデザインに対しての高評価も多々。

搬入できなかったという低評価レビューもありましたので、事前の寸法調査は重要となりそうです。

家電量販店で実際の寸法を見て、相談しても良いですし、AQUA公式サイトでは携帯電話のAR技術で設置できるかをチェックしてくれます。ただし、設置場所のみのチェックとなります。

実際に搬入するのは人が行うので、人による下見が一番よさそうです。インターネットからだと楽天BICがやってくれます。

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まとめ

他にないデザインと機能性で人気のあるAQUAのTZシリーズ。

横幅が広いメリットもある一方で、搬入前に事前に設置場所、搬入経路は要確認ということがわかりました。

サイズ違いのコンパクトモデルが発売されたことで、ラインナップが増えたので、搬入はしやすくなっている。