洗剤自動投入機能付き洗濯機のメリット・デメリットを解説！オススメ機種も紹介！

洗剤自動投入付きの洗濯機って増えてるけどどうなんだろう？買っても良いのかな？

今回は洗剤自動投入について、良いところ、悪いところを徹底解説します！

最近の洗濯機は自動投入機能が付いた機種ばかりになりました。選ぶモデルによっては最初から付いて来ますので、洗剤自動投入を上手に扱う方法も解説します。今手動投入で問題ない方も、自動投入が気になる方も、本当に必要な機能かどうかを見極めておきたい所です。

洗濯機の液体洗剤自動投入とは？

洗剤自動投入機能の搭載機種は、あらかじめ洗剤タンクに洗剤、柔軟剤をまとめて投入しておくことで、洗濯のたびに洗剤柔軟剤を自動計量して入れるくれる機能です。普段は洗濯の度に毎回計量していれる必要がありましたがその手間が省くことができます。

また、普段から洗濯慣れしていないお子様やお父さんでも、簡単に洗剤を最適な量を入れてくれる優れものです。

そんな便利な洗剤自動投入機能、弱点やデメリットはないのでしょうか？徹底的に調べました。

洗濯機の液体洗剤自動投入のデメリット

洗剤自動投入によって便利な機能もある反面、デメリットとして受け止めなければならない内容もあります。

デメリット部分から解説していきますので、内容を考慮した上でメリット部分と比較して頂ければと思います。

洗剤タンクの洗浄が必要になる

液体洗剤を入れておくタンクは定期的に洗浄が必要となります。これは洗剤が詰まってしまうのを防ぐためです。

頻度としては約3ヶ月に1度の定期洗浄か、1ヶ月以上自動投入を使わなかった場合における洗浄、洗剤の銘柄を変更する時に洗浄となります。

洗浄する頻度は少ないので、洗浄の回数はそんなに多くなりません。タンクのお手入れ方法は機種によって異なるため、取扱説明書を参照しておきましょう。

粉末洗剤やジェルボール洗剤、ビーズ柔軟剤には非対応

洗剤の自動投入には粉末洗剤、ジェルボール洗剤などは使用できません。愛用している洗剤がある場合、対応しているかを調べておく必要があります。ジェルボール洗剤も自動投入には対応しておりません。

ジェルボール洗剤も計量という手間を省いた洗剤になりますが、細かな量の調整ができず適量の投入が難しい洗剤です。毎回多くなるか、少なくなりがちです。

漂白剤の使用は一手間かかる

頑固な汚れには漂白剤を併用している方は多いと思いますが、漂白剤は自動投入に非対応です。漂白剤を使用する場合は手動投入する必要があります。

漂白剤は洗剤の洗浄能力を引き出す活躍をします。最近は温水洗浄搭載モデルも増えてきており、漂白剤頼りでなくても洗浄能力を高めているモデルがあります。

洗濯機の自動投入モデルは値段が高くなる

洗剤自動投入モデルは各メーカーの高性能モデル、主力品にしか搭載されていませんので価格はどうしても高くなりがちです。同じメーカーでも自動投入無しモデルなら安く購入することもできるので、予算に合わせて選びたい所です。

洗濯機の液体洗剤自動投入のメリット

洗剤自動投入は洗剤を自動で入れてくれるのはもちろん、洗剤を最適量入れてくれるので、多すぎたり、少なすぎるといったことがないのが特徴です。

洗剤自動投入で期待できるメリットをご覧ください。

洗濯の度に洗剤の計量が要らなくなる

自動投入によって最大のメリットが、洗濯の度に洗剤を計量して投入していた手間がなくなるということです。洗濯コースを選んでスタート、センシング（数回洗濯槽などを回転させ、衣類の重さなどを測り、洗剤の量を決定すること）を行い、洗剤の量の表示に合わせて洗剤を計量して投入、同じく柔軟剤も同様のことを行います。

手動投入では一回に1分かかるわけではありませんが、毎回スタート押してから時間の拘束が発生します。自動投入であればスタートを押してからは洗濯機に全てお任せになります。

それだけではありません。洗濯物の量、汚れの具合、水の温度などによって変わる洗剤の最適量を毎回自動で入れてくれるのです。洗剤は多過ぎると洗濯槽に発生するカビの原因となるばかりか洗剤の無駄となりますし柔軟剤の効果も弱くなり、少な過ぎると洗浄能力が発揮できなくなります。

洗剤ボトルへの詰め替えが不要

洗剤のボトルへの補充といった動作は自動投入であればしなくてもよくなります。洗濯機周りへボトルを置いておく必要もなくなり、洗濯機周りがすっきり使えるのも嬉しいところ。

また手動投入では投入するところが洗剤が跳ねたり飛び散ったりでお掃除が必要でしたが、自動投入ではそういったこともなくいつも清潔に使えます。

洗剤が毎回、必要な量だけ入れられる

汚れを落としたいので、多めに洗剤を入れよう！といったことは誰しもあることだと思います。ただし、これは度が過ぎると洗濯槽のカビの原因となるばかりか洗剤を無駄遣いしているばかりか、柔軟剤の効果を弱くしてしまいます。（多過ぎる洗剤は洗濯槽に残ってカビの餌になってしまい、柔軟剤は洗剤が残ると効果が発揮できない）

部屋干しの生乾き臭なども洗剤量が多過ぎると発生しやすくなります。

洗剤自動投入であれば最適量を毎回入れてくれるのはもちろん、普段洗濯をやっていない家族にお願いしても洗濯はいつも最高の仕上がりでやってくれます！

自動投入付きでおすすめな機種

洗剤自動投入は洗剤を入れる一手間を無くしてくれる画期的な機能です。タンクのお手入れなどわずかに手間をかける必要もありますが、自動投入付きであるメリットのことが多い機能です。

ここでは自動投入機能がついたおすすめ機種をご紹介します。

パナソニック　ななめドラム式洗濯機 NA-LX129BL-W

当サイトで洗濯機ナンバーワンと取り上げたパナソニックのドラム式洗濯機です。まさに非の打ち所のない完成された商品です。

乾燥機能、ナノイーXによる除菌、黒カビ除菌、温水洗浄、洗剤自動投入、タッチパネル液晶と現代の洗濯機に欲しい機能は全て搭載されています。

日立　ドラム式洗濯機 BD-STX120HL-W

「楽メンテ」と呼ばれる乾燥フィルターレスモデルで現在注目度ナンバーワンのドラム式洗濯機です。乾燥を使う方にはお勧めナンバーワンです。

従来本体上部にあった乾燥フィルターを無くして大型の排水フィルターにひとまとめにしたことで、お手入れの頻度が少なく済むようになっています。

洗剤自動投入は少々のデメリットはあるが、トータルでは全然アリ

洗剤自動投入は、毎回必要だった洗剤の軽量の手間を省いてくれる便利な機能です。少々のことですが手間をかけなくて済むことは非常に便利に感じます。

もちろんメリット部分がかなり大きいですが、デメリット部分も十分に理解した上で選ぶことで商品を納得して購入することができます。

自動投入はオフにして完全手動投入として使うこともできる機種もありますので、気に入った機種で手動投入といった使い方も可能な機種もあります。

洗濯機の洗剤自動投入はこれからもますます増えていく流れです。それだけ良い所が浸透してきていますので、ぜひ次回の洗濯機選びでは自動投入を検討してみてください。