洗濯機の風乾燥とは？使用したメリット・デメリットや電気代について徹底解説！

洗濯機には「風乾燥」または「槽乾燥」って機能があるのをご存知でしょうか？あっても使ったことが無い、どう使ったらいいのかわからない方も多いと思います。

メーカーによっては「送風乾燥」「槽乾燥」「エアジェット乾燥」「風乾燥」とその名称は様々です。

洗濯機に備わっている風乾燥と乾燥機との違い、風乾燥の使い方やその効果を紹介します。

風乾燥は乾燥機能では無い

風乾燥が一番誤解されているのは、衣類の乾燥機能だと思われていることです。乾燥と付くので洗濯物も乾くイメージがありますが、衣類が乾くことはありません。ここが乾燥機との一番の違いです。

風乾燥の仕組みはシンプルで、脱水状態を続けて洗濯槽内に風を発生させ、洗濯物の水分量を減らしたり洗濯槽内の水分を減らす効果が期待できます。

乾燥機と思って使用すると、用途が全く異なるため、注意が必要です！

風乾燥は洗濯槽内の水分を減らす

風乾燥を使えば、洗濯槽内の水分を減らしてくれます。これにはいくつかメリットがあります。

乾燥機との違いをしっかり理解しておくことで風乾燥のメリットを享受することができるようになります。

しかし、注意点もあるので、よく理解した上で使いましょう。

風乾燥向きな衣類は？

風乾燥はシワがつきやすいため、シワになりにくい素材がおすすめです。化繊衣類とは特に相性が良く、パナソニックホームページでは化繊衣類なら乾かすことができる例として紹介されています。

他にはシーツやタオル等シワが気にならないものにはお勧めですが、綿のシャツや、ニット素材などは色落ちやシワの原因になる為適していません。

ドライ洗濯や防水処理をしているものも適していませんので、使用する際は確認してみてください。

使い方は簡単　専用コースを選ぶ

多くの場合、洗濯のコース洗濯時に風乾燥を選ぶと洗濯のコース最後に風乾燥をやってくれるもの、または洗濯が終わったら風乾燥コースを選んでスタートするものがあります。

風乾燥が使えるオススメ機種は？

日立の全自動洗濯機はナイアガラビート洗浄(高濃度洗剤液を衣類に浸透させ、さらに、「押し洗い」「たたき洗い」「もみ洗い」を行う)の効果で洗浄能力が非常に優秀です。エアジェット乾燥（風乾燥）も搭載しています。

パナソニックの洗濯機は泡洗浄が搭載しており、洗剤を泡立ててから洗います。泡にすると界面活性剤という洗剤の汚れを除去する面積が大きくなり効果的に洗浄してくれます。送風乾燥機能も搭載しています。

東芝はウルトラファインバブル洗浄を搭載しており、細かなマイクロバブルより、もっと細かなナノバブル、それよりも細かいウルトラファインバブルを生成し、衣類の繊維の中を洗剤とアタックします。送風乾燥も搭載。

	日立 BW-V80H	Panasonic NA-FA8H1	東芝 AW-8DH2
洗濯容量	8kg	8kg	8kg
乾燥機能	–	–	–
標準使用水量	約92L	約97L	約99L
目安時間	33分	37分	39分
消費電力	255Wh	375Wh	600Wh
風乾燥機能	エアジェット乾燥	送風乾燥	送風乾燥
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風乾燥は縦型洗濯機の主力機種にはほぼ入っている機能となります。もちろん洗浄能力も各社異なる方で洗浄能力を向上させており、衣類の汚れおちも満足できる機種となっております。

まとめ

風乾燥をうまく使えば、洗濯槽のカビ予防や干し時間の短縮に効果があるので、有効活用していきたいですね。

普段から部屋干ししている場合には心強い味方になってくれます。

風乾燥の効果と乾燥機能との違いを知った上で、上手に使用していきましょう！