ドラム式洗濯機では長らく人気上位のパナソニックドラム式洗濯機。
2023年10月に新型モデルの発売が発表されております。
今回は2023年モデルになって何が変わったのか?前モデルとの違いを比較します。
ドラム式洗濯機では非常に魅力的な機能が多い機種となります。前モデルでも十分すぎる性能がありましたが、新型は何が違うのかをまとめました。
- ドラム式洗濯機はやっぱりパナソニックが良い!とお考えの方
- 新製品と旧型の違いを知りたい
- 高性能なドラム式洗濯機が欲しい
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さらに進化した「NA-LX129CL」
家電製品は毎年のように新製品へと切り替えていくモデルが存在します。パナソニックのドラム式洗濯機も、例年10月に新製品が発売されています。
2022年モデルの「NA-LX129BL」から2023年モデルの「NA-LX129CL」へとパナソニックのドラム式洗濯機のフラグシップモデルも変更となりました。
新製品に切り替わり、気になるのは何が変わったのかです。
NA-LX129CLに搭載された新機能をご紹介します。
2023年モデルのNA-LX129CLはここがすごい!
2023年モデルのNA-LX129CLになって追加された新機能の解説します。
トリプル自動投入 選べるタンク
NA-LX129CLは前モデルから、液体洗剤と柔軟剤、おしゃれ着洗剤をタンクに投入して自動投入ができるトリプル自動投入を搭載していました。
2023年モデルはトリプル自動投入がパワーアップし、選べるタンクとなりました。
従来のおしゃれ着洗剤のタンクをおしゃれ着洗剤か、酸素系液体漂白剤を選んでタンクに投入できます。
今まではおしゃれ着洗剤専用のタンクがあり、おしゃれ着コースを使う場合おしゃれ着用洗剤を自動投入してくれます。
しかし、おしゃれ着洗濯をあまり使わないご家庭であれば、おしゃれ着洗剤タンクは活用する事が少なく、勿体無い状態になっていました。
選べるタンクでは、酸素系液体漂白剤を活用する事ができるので、頑固な汚れやニオイに対しても酸素系液体漂白剤の効果を活かした洗濯を自動投入で行う事ができます。反面、おしゃれ着洗濯を使う場合は切り替えておしゃれ着洗剤を投入するなど、使用に併せて変更できます。
液体漂白剤の自動投入は今回が初!よりたくさんの方に便利に使えるように改良されました。
洗剤の自動投入は、軽量の手間や入れ過ぎを防げて便利です。洗剤ボトルも近くに用意しなくてもよく、サニタリー空間をスッキリさせる事もできます。液体漂白剤も対応になった事で、漂白剤だけ手動で投入といった事も無くなり、より便利に進化しました
洗剤自動投入はパナソニックが他のメーカーより優れているポイントです!
はっ水回復コース
はっ水加工した衣類も着用に伴いはっ水機能が低下していきます。ヒートポンプ乾燥の熱を利用してはっ水性能を回復させるコースが初登場。2023年モデルは全機種にはっ水回復コースが搭載されました。アウトドアウェアやダウンジャケット、マウンテンパーカーなどを長く着ることができます。
はっ水処理されているダウンジャケットなども長く使い続けてると水弾きが悪くなり、染み込んでいくようになります。使い続けると、はっ水の性能がダウンしてしまうためです。
はっ水の仕組みの図解となります。はっ水処理された衣類は表面に「はっ水基」が綺麗に並んで水を弾きますが、使い続けると「はっ水基」が倒れてしまい、水を弾きにくくなります。
はっ水回復コースでは、加熱温風で倒れてしまった「はっ水基」を立ち上がらせてはっ水性能を回復させるコースです。
はっ水加工された衣類を回復させるコースは便利良さそう。アウトドア系の衣類が多い方には重宝しそうです。
運転時間は約120分。乾燥を使用しますが、乾かす目的ではなく、はっ水を回復させる専用コースになります。
スマホで洗濯コースの追加
パナソニックのドラム式洗濯機NA-LX129CLには「スマホで洗濯」アプリが対応しています。
アプリを使うと、外から運転の予約をして終了時間を変更したり、洗濯の終了を通知したりもできます。洗剤が少なくなったら教えてくれたり、乾燥の必要な時間をAIが予測してくれたりと、大変便利に使えます。
便利なスマホで洗濯ですが、アプリから選べる洗濯コースは年々増えております。
今回、スマホで洗濯で追加となったコースは2つ。
- 敷きパッド(ダウンロード)
水温を上げて、汗や皮脂汚れをしっかり洗います。ベッドパッドも洗えます。
- レースカーテン(ダウンロード)
汚れをしっかり落とし、シワにならないようやさしく脱水します。
スマホからコースをダウンロードして増やす事ができ、お好みのコースを追加する事ができます。
最先端の機種はスマホ操作ができるようになった家電が増えてきました。これからどんどん搭載機種も増えてくると思われる機能です。
運転終了のアプリ通知と、洗剤の設定や無くなる前のお知らせなどが使い勝手良いです!
どっちがおすすめか比較!2023年モデル VS 2022年モデル
新製品発売時に必ず気になるのは、新製品と旧型のどっちが良いか、と言うことになります。
今回は旧型モデルとの比較をしてみます。
VS パナソニック NA-LX129BL(2022年)
本体型番 | NA-LX129C | NA-LX129B |
---|---|---|
トリプル自動投入 「選べるタンク」 | トリプル自動投入のみ | |
はっ水回復コース |
前モデルLX129Bとの違いは、トリプル自動投入に「選べるタンク」が追加され、洗剤の切り替えが出来ることです。前モデルでは、液体洗剤、液体柔軟剤、おしゃれ着洗剤しか使えませんでしたが、2023年モデルでは液体洗剤、液体柔軟剤と、「おしゃれ着洗剤」か「酸素系液体漂白剤」を切り替えて使用ができるようになりました。
また、はっ水回復コースが搭載され、アウトドアウェアやダウンジャケットなどのはっ水性能を回復させる事ができます。
スマホで洗濯アプリから敷きパッドコースとレースカーテンコースが追加となっています。
前モデルの時点で完成度が高い製品であった為、選べるタンクの変更が主で、他はコースの追加のみといったところ。
新製品と旧製品の価格差は約9万円ということもあり、選べるタンクを9万円の値段さを埋める活用ができる場合は新型がおすすめ。
それ以外は2022年モデルのNA-LX129BLがオススメになりますが、NA-LX129BLは既に在庫がかなり少なく、大手の量販店では展示品限りの状態か、既に完売となっております。
検討中であれば、在庫が無くなる前に購入しておくのがおすすめです。
2022年モデルと価格差はありますが、2023年モデルのNA-LX129CLは出始めの値段が少し抑えて登場しています。在庫がなくなったタイミングであれば、順当進化した2023年モデルをオススメします。
2023年モデル
2022年モデル
もし、2022年モデルを検討中であれば、ぜひお早めにどうぞ!新製品が発表され、2023年9月1日から値下がりもあり、勢いよく売れています。
パナソニック2023年モデルを全機種比較しました。共通の特徴も解説!
2022年発売のNA-LX129BLを徹底解説しています。
まとめ
パナソニックの2023年モデルNA-LX129CLの変更点についてまとめました。
- トリプル自動投入がパワーアップ「選べるタンク」搭載
- はっ水回復コース搭載
- スマホ専用コースが2つ追加
2022年モデルのNA-LX129BLは現在在庫限りとなっており、数が少ない状況ですが価格差があり、新型の性能を比較しつつ、今がお得に買えるのは間違いなさそうです。
今回は家電量販店の在庫状況や、ネットの販売店在庫を見る限り早くに在庫がなくなりそうなので、早めの購入がオススメとなります。
新型は酸素系液体漂白剤が自動投入タンクに対応した事が大きいです。おしゃれ着洗剤を使わないご家庭には、漂白剤の方が活躍する場面は多いので、2023年モデルがおすすめとなります。
パナソニックのドラム式洗濯機のオススメポイントも解説しています!
今回は旧型在庫が少ない印象のNA-LX129BL。おしゃれ着洗剤を使う事が多いなら、新型でなくても大きく変化はなさそうです。検討しているなら早めの購入がおすすめ。
2022年モデルのNA-LX129BLの解説はこちらです。
パナソニックのハイエンドのドラム式洗濯機は家電のプロから見ても文句のない機種です。私も今買い換えるならパナソニックのドラム式洗濯機を選びますね〜
確かに!ここまで完成されてると悪いところないからなぁー!
パナソニックのドラム式洗濯機はパナソニック指定価格商品となっております。値下がりのタイミングは不定期ですので、欲しい時に買いましょう!
パナソニック指定価格商品の仕組みについて解説しています。