皆さんは洗濯槽の汚れが気になりませんか?
プロのクリーニングで分解清掃が一番ですが、手軽に自分できれいにしたいと思いませんか?
そんな場合は、市販品の洗濯槽クリーナーを使うことになりますが、洗濯槽クリーナーって数がたくさんあり、どれを選ぶべきか悩みますよね。
今回は簡単にこれ買っておけば間違いない!というのを紹介します。
綺麗にしたい場合は、効果的な洗剤が一番やで
- どの洗濯槽クリーナーを選んだらいいのか悩んでいる方
- 洗濯槽を綺麗にしたい方
- 洗濯槽クリーナーの違いを知りたい方
- 家電業界歴14年以上の現役家電業関係者
- 総合家電アドバイザー資格者
- 家電製品年間1億円以上の販売経験有
- 皆さんの家電選びをお手伝いをします
洗濯槽クリーナー購入の前に!
市販の洗濯槽クリーナーを選ぶ際に必ず確認しておきたいことがいくつかあります。
- 今の洗濯機が縦型かドラム式なのか
- 洗濯槽清掃の実施頻度
縦型のタイプをお使いの方はドラム式用と書かれている以外のほぼ全ての洗濯槽クリーナーが使用可能です。
ドラム式タイプでは洗濯槽クリーナーの注意書きに「ドラム式洗濯機では使用しないでください」と記載があるものがあるので避けるようにしてください。
泡立ちが多すぎて、漏れ出してくる恐れがある等注意が必要です。センサーが誤検知して運転をやめる場合もあります。漕
必ず使用上の注意を確認の上で購入しましょう!
次に、洗濯槽清掃の頻度です。洗濯機メーカーはおおよそ1~2か月目安で洗濯槽清掃を推奨しています。
また黒カビが発生予防の点でも、こまめな洗濯槽清掃がおすすめです。特に夏場や梅雨時期はカビが発生を好む環境になりやすく、清掃で予防していきたいところです。
近年のモデルでは洗濯時に自動で洗濯槽清掃を実施しているので、汚れが付きにくくはなっていますが定期的な清掃は洗濯槽の清潔性を保つためには必須です。
もし、黒カビが発生してから「清掃しよう!」となったのであれば、黒カビに対して強力な洗濯槽クリーナーを選ばないといけません。
今回は用途に合わせたおすすめの洗剤をご案内します。
洗濯槽クリーナーの種類
洗濯槽クリーナーは大まかに分けるといくつかのタイプに分かれます。
- 酸素系クリーナー
- 塩素系クリーナー
それぞれの洗濯槽クリーナーによって得意とする効果が異なるので違いをご案内します。
酸素系クリーナー
酸素系クリーナーは、オキシクリーン等で話題になっているタイプ。過炭酸ナトリウムが主成分で、発泡した酸素や泡で汚れを剥がし落とす効果があります。
泡立ちが多い製品が多いのが特徴で、洗濯機メーカーによっては推奨していない場合もあります。
塩素系と異なり、ツーンとした臭いも発生しないのが特徴です。
汚れをはがしとるので、取れた汚れは目に見えるので効果を見てみたい方にはおすすめです。半面、殺菌能力が低いのでカビに対しては効果が少ない場合があります。
半面、塩素系より時間がかかり、取れた汚れの処理が必要(すくい出して捨てる)で、手間がかかります。
また、ドラム式洗濯機には使用できないと明記しているものがあります。
どっさりワカメが出てくる動画なんかは酸素系を使っています。
塩素系クリーナー
塩素系クリーナーは、次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、殺菌する力に特化しています。
いわゆるカビキラー系の洗濯槽クリーナー系が塩素系クリーナーに該当します。
カビ除去に特化しており、殺菌効果が高いものが並びます。汚れを落とす場合は酸素系のほうが効果が高いです。
洗濯槽清掃終了時も排水を行うだけで完了のため、手間がかからないという利点もあります。
洗濯機メーカーが推奨している洗剤もこのタイプとなります。塩素系は目に入ったりしないように取り扱いに注意が必要です。
こまめに清掃する場合は塩素系がおすすめです
酸素系と塩素系どう使い分けるか
酸素系と塩素系の特徴から、おすすめの洗剤を調べてみます。
酸素系クリーナー | 塩素系クリーナー | |
---|---|---|
メリット | ・臭いが少ない ・汚れが見える | ・時間が短い ・メーカーが推奨している |
デメリット | ・時間がかかる ・汚れを取り除く必要有 | ・塩素臭 ・取扱注意 |
所要時間 | 6時間程度 (洗剤により異なります) | 1時間程度 (洗剤により異なります) |
縦型 | ・使える | ・使える |
ドラム式 | ・使えないものがある | ・使える |
定期的に清掃する場合は塩素系がおすすめです。長期間洗濯槽清掃をしていない場合は、汚れが堆積している可能性が高いので、酸素系洗浄を行ってから塩素系に流れがおすすめです。
余り知られていませんが、塩素系使う場合は皆さんのおうちにもあるかもしれないハイターで洗濯槽クリーニングしても効果が得られます。
安くて効果もあって、知っている人は使ってるテクニック!
洗濯機メーカー推奨洗剤はどうなの?
各洗濯機メーカーには、説明書などに記載がされている推奨洗剤があります。
価格は市販品よりかなり高く、購入する際に「安いのと何が違うんだろ?」って思う方も多いでしょう。
こういうのって自社の洗剤を売りたいために言ってるだけで一緒やろ?
私も最初はどう思ってたんですよね~
この洗剤の凄いところは、ほかの洗剤は「汚れを剝がすこと」を想定した作りになっていますが、本品は「汚れを溶かすこと」ができる性能にあります。
そのため、効果がかなり高く、一度使うと市販品には戻れないくらいの快適さがあります。
発生してしまった黒カビに対しても効果が期待できます。さすが、化学メーカーの洗剤と言えるでしょう。
家電量販店でも知っている方は少ないネタになってしまいますが、この洗剤は「ユシロ化学工業」という化学メーカーが製造し、電機メーカーが販売しています。
裏ネタですが、パナソニック、日立、東芝、シャープ等の純正洗剤もすべてユシロ化学工業が製造しています。
すなわち、どの洗濯機メーカーの洗剤を使ってもらっても同じ効果が得られます。
もっと言うと、ドラム式用の容量の少ないタイプもありますが、これも中身は一緒です。
大きなタイプを購入して量を調整して使えばお得に使えます。少し面倒ですけどね。
私自身がいろいろ使いましたが、現状、最強洗剤といえる洗剤です。
まとめ:現在の洗濯機の状況に合わせて選ぼう
市販の洗濯槽クリーナーは大きく分けて酸素系、塩素系の種類があることがわかりました。
それぞれの特徴を生かして得意とする所で活躍してもらうのがおすすめです。
酸素系がおすすめの人
- 今まで全く掃除をしていなかった
- 刺激臭が嫌い
- 取れた汚れを見てみたい
- 剥がれた汚れを取るのが嫌じゃない
塩素系がおすすめの人
- 手軽に掃除したい
- 定期的に掃除を行いたい
- カビ対策がメイン
- ドラム式を使っている
また、徹底的に洗浄をしたいという場合には、メーカー推奨洗剤(ユシロ化学工業製品)が非常に効果的です。
悩んだらこれを買っておけば間違いありません。各社発売されている純正品はユシロ化学工業で中身も同じとなっています。どのメーカーの洗濯機にも使えますよ~!
値段が高いだけの効果がありますので、ぜひ使ってみてください!